3日間だけ行われるアートイベントのためのパビリオン。テーマである持続可能性を提示するため、ファサードの古紙を含めた躯体全てがセルフビルドで解体・移築が可能になっている。数十年という通常の建築に求められる耐用年数を必要としないため、防腐剤を用いない・中短期用の強度設計といったクライテリア設定を行った。水平力の処理は柱脚のボルトスタンスで行い、底面が9角形で中央の柱を支持する基礎部材を対角に通すことが難しいため、レシプロカル構造にすることで短材で構成することを可能とした。

Photo: DAVID HUGO CABO

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敷地:デンマーク,コペンハーゲン,Charlottenborg Palace
構造:木造
建築家:PAN-PROJECTS
受賞:最優秀パビリオン賞受賞 / 審査委員長Bjarke Ingels
掲載メディア:ArchDailyアーキテクチャーフォト他多数掲載

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